
シロアリ対策に新しい考え方を。「5年」の常識を覆す20年耐久のターミダンシートとは?
シロアリ対策の薬剤散布の「5年」というサイクル。これまでは「そういうものだ」と受け入れられてきたかもしれません。 しかし、環境への配慮から生まれたこのサイクルは、結果として住宅事業者様とお施主様の双方に、定期的な対応や、将来への備えを常に意識し続ける状況を生み出しています。
本記事では、新築時に選ぶべき「長期間安心が継続し、ランニングコストを抑えられる シロアリ対策」を解説します。
ターミダンシートがもたらす「20年」という新しい安心感
薬剤散布が「定期的にお手入れをしながら守る」工法であるのに対し、「一度の施工で長く守る」という、新たな住宅維持管理の形に広がりを見せたのが ターミダンシートです。
ターミダンシートは、高濃度の忌避成分 を樹脂シートの中に封じ込めた物理的防蟻工法です。
成分がシートに固定されているため、分解や流出が極めて少なく、20年という長期間にわたり、防蟻性能が持続します。
昨今は火災保険料の上昇や生活インフラ費の高騰など、住宅の維持費が増加傾向にある中、初期投資は薬剤散布より上がるものの、5年毎の防蟻薬剤散布が不要となり、定期的に発生する出費を抑えることができます。
一次・二次対策の「二段構え」が、資産価値と耐震性能を守る
シロアリ被害が深刻化すると修繕費が数百万円にのぼるケースもあり、資産価値を守る対策が重要です。
これまでの薬剤散布で主流だった「殺虫剤」は、生き残った個体が抵抗力を持ち、次第に効果が薄れる悪循環の可能性が指摘されています。 ※①
対してターミダンシートは、シロアリを寄せ付けず逃がす「忌避(きひ)効果」が特長です。抵抗性がつきにくく、20年という長期にわたって安定した防蟻効果が期待できます。※②
住まいを長持ちさせるには、役割の異なる「二段構え」の設計が有効です。
✔ 一次対策(入らせない)
基礎下にターミダンシートで物理的バリアを設け、侵入そのものを防ぐことを目指す。
✔ 二次対策(食べさせない)
ホウ酸処理等で木材自体を食害されにくくし、被害の拡大を抑える備えを。
この2つの対策は、資産価値を守る有力な選択肢だと考えられます。
特にターミダンシート工法は、新築時でなければ施工が難しく、長期的な性能の裏付けがあり、将来の売却時にも建物の健全性を示す根拠となり、お施主様の生涯利益を守る一助となることが期待されます。
そして何より、シロアリ対策は「家族の命を守る」ための備えでもあります。
過去の災害、例えば阪神・淡路大震災のデータでは、シロアリ被害によって強度が低下した住宅の倒壊リスクが顕著に高まることが示されました。高い耐震性能を誇る設計であっても、土台となる構造材が健全でなければ、本来の力は発揮されません。
【参考文献】 ※①耐性研究の研究動向と課題 ※②ビフェントリンのシロアリに対する防蟻効果
20年後の「ありがとう」のために
メンテナンスサイクルを「5年」から「20年」へ伸ばすことは、お施主様にとっての心理的・経済的なハードルを大きく下げ、住宅事業者としての信頼を強固にすると考えられます 。
資料「知らないと危険!?シロアリ対策の新常識」に表されている内容は、リスクへの備えだけでなく、「いかにお施主様の人生に長く貢献できるか」という視点で制作いたしました。
お施主様と同じ方向を向き、20年、30年先の暮らしを想像しながら最適な提案を続ける。その積み重ねこそが、地域に選ばれ続ける工務店としての誇りになると、私たちは考えています。






