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〝愛情を込めた誠実な家づくり〟 地域とともに歩む次代へつなぐパートナーに/とやまアイホーム

富山県を拠点とするとやまアイホームは、地域に根ざした住宅会社です。

高品質な設計・施工で、地元の気候や暮らしに寄り添った快適な住まいを提供。建築からアフターサポートまで一貫して対応しています。

天井正人社長に快適で長く愛される住まいづくりの秘訣を伺いました。

取材・文 = 大塚真貴子

アクセントパネルで変化をつけたキッチン。対面式で家族の会話も弾む。

2種類の外壁仕様で変化を持たせたモダンな住まい。玄関前には格子をあしらいアクセントに(石坂新モデルハウス/富山市)。

 1995年に天井社長の父であり、現会長の正さんが創業。わずか5名のスタッフと約10帖の間借りした事務所からのスタートでした。図面を引くスペースすら限られる中で、全員が一丸となって住宅づくりに向き合っていたと言います。天井社長が入社したのは2003年。当時、会社は大きな成長期にあり、社員は皆慌ただしく現場と事務所を行き来し、日々挑戦を続けていました。そんな忙しさの中でも、創業者であるお父様が繰り返し語っていたのは「お客様に寄り添える企業でありたい」という思いでした。

とやまアイホームの天井正人社長。地域に根差し、お客様に最も寄り添うことを心がけた家づくりをしている。

 外断熱工法をいち早く県内に導入し、価格を抑えながら高性能住宅を提供できたことが市場に受け入れられ、会社は急速に成長。さらに外部設計士とのコラボレーション住宅を積極的に展開し、多彩なテイストを提案できる体制を確立しました。常に新しい取り組みを先取りする姿勢は、後のブランド力へとつながる大きな強みになっていきました。

“愛”を込めた家づくり

 社名の「アイホーム」の“アイ”には「愛情を込めた家づくり」という意味が込められています。その理念のもと、営業・設計・コーディネーター・現場監督、それぞれが最後までお客様に寄り添いながら責任を持って家づくりを行う姿勢を大切にしてきました。打ち合わせに何度も足を運び、お客様が納得できるまで寄り添うのが同社のスタイル。ミスがあれば隠さず誠実に謝り、真摯に対応する。そうした一つひとつの積み重ねが社風として根付いています。

 また、土地を豊富に自社保有している点も強みのひとつ。「多くのお客様が『まず土地探しでつまずく』という現実がある中、土地と住宅をセットで提案できることは弊社の大きな強みになっています」と天井社長。加えて、少数精鋭ならではの効率的な体制やメーカーとの交渉力により、コストパフォーマンスの高い住宅を提供できる点も高く評価されています。結果として「安心して任せられる会社」としてリピートや紹介につながるケースも少なくなく、地域に根差し、着実に信頼と実績を積み重ね、地元に欠かせない存在へと成長してきました。

ガレージも含めて白で統一したモデルハウス。外壁はガルバリウム鋼板の縦張り仕上げ。

屋根形状を生かした天井は化粧梁をあらわし、温かみのある照明を用いて、和モダンの雰囲気に。

タタミコーナーがフラットにつながるリビング。建具の開閉によりフレキシブルに使える。

誠実が根付くチーム力

 現在、社員は25名ほど。少人数だからこそ社員同士の距離が近く、草刈りのような現場作業にも社長自ら加わります。「これも父の教えであるのですが、『みんなでやろう』という空気が自然に根付いているんですよね。そうして全員で支え合う空気が自然と生まれるんだと思います」。役職や立場に関わらず協力し合う姿勢が、組織全体の結束を強めています。

 お客様に対して“誠実”であることを徹底しているように、社内においても“誠実”さを大切にしていると天井社長は話します。「トラブルやミスを抱え込まず、正直に共有して全員で解決にあたることを重視しています。社員一人ひとりがモヤモヤを抱え込まずに働ける環境をつくることが、最終的にはお客様の信頼にもつながると信じています」。そうした誠実さが根付いた社風は、新しく入社した社員に自然と伝わり、一人ひとりが伸び伸びと働ける雰囲気を自然と形づくっています。

2023 年7 月竣工の本社新社屋。2024 年に起きた能登半島地震(震度5強)でも一切の被害がなかったそう。構造・仕様にこだわり、安心してお客様を迎えられる空間となっている。

地震で高まる地盤への関心

 2024年1月に発生した能登半島地震を機に、顧客の意識は大きく変化しました。「以前は地盤や地震補償に強い関心を持つ人は少なかったのですが、実際に揺れを体験したことで『地盤や地震補償は大切』という声が急激に増えました。耐震等級への関心も高まり、営業の場面では保証やアフターサポートの説明が欠かせなくなったそうです。

 ジャパンホームシールド(JHS)と出合い、2013年に提供がスタートした「20年の地盤品質保証」を導入しました。同業他社からも提案がある中、JHSを選んだ理由は「地盤調査の解析結果のレポートがわかりやすいこと。また工事会社と保証会社が一体となっているケースでは判定結果に疑念が残ることも…。その点、JHSは判定基準が明確で、改良工事の必要性の説明にも納得できました」と天井社長。

 JHSとのお付き合いは約15年。魅力はサービス内容そのもの以上に、「困ったときにすぐ駆けつけてくれる対応力にあります」(天井社長)。分譲住宅で工期が急に前倒しになるケースでは「JHS営業の川瀬さんがすぐに工事部門と調整し、短期間で調査を実施することができました。多くの依頼があったにもかかわらず、柔軟に対応いただいたことで現場もスムーズに進行しました」。このように現場に寄り添いながら進めてくれる姿勢が、同社にとって大きな安心感につながっているのです。

 さらに、常に最新の情報を提供してもらえる点も心強いサポートとなっています。建物長期保証の導入は検討していた時期と重なったことから、提案後すぐに採用に至りました。単なるサービスの利用にとどまらず、日々の事業を支えてくれる心強いパートナーとして信頼を寄せています。

JHSとともに歩むこれから

 ここ数年で特に効果を実感しているのは、定期点検のアウトソーシングです。「保証は制度として備えられても、人材不足は解決できません。点検を任せることで業務効率が大幅に改善しました」と天井社長。限られた人員で質の高い仕事を維持するための仕組みとして、JHSのアフターサービスは欠かせない存在となっています。

 「これからも業界の一番でいてほしい。他社がやっていないサービスをいち早く取り入れるなど、時代を先取った提案を期待しています」。とやまアイホームもともに成長していきたいと天井社長は話します。「地域に根差し、“最もお客様に寄り添える企業”であり続けることを軸に、愛情を込めた誠実な家づくりを進めていきます」。その言葉には、創業時から受け継がれてきた「お客様に寄り添う企業でありたい」という想いが息づいています。

右から、JHS 中部支店の小野寺支店長、とやまアイホームの天井社長、JHS 中部支店の川瀬課長。

Sasa-ell Next編集部
Sasa-ell Next編集部
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